地球上には、大昔に隕石が衝突してできたクレーターが多く存在します。
意外と意識しない人が多いと思います。
そこで、ちょっとですが、様々な地球上のクレーターを紹介します。
ちょっとした自然の神秘も感じ取れると思います!
①バリンジャー・クレーター(アリゾナ州、アメリカ)
・1902年に発見され、名前は地質学者のダニエル・バリンジャー氏にちなんでいる。
・衝突時の衝撃は2000万トンのTNT火薬と同じ威力といわれている。
②ボスムトゥイ湖(ガーナ)
・約130万年前の隕石の衝突で直径10.5kmの巨大な穴ができて、そこがじわじわと水で満たされて現在のような湖になった。
③ディープ・ベイ(サスカチュワン州、カナダ)
・約1億年前に巨大な隕石の衝突により形成されたもので、直径は13kmほどある。
・形はきれいな円を描いていて、非常に浅い湖である。
④アオルンガ(チャド)
・2億~3億年前に直径約1.6kmの隕石が地球に衝突したときにできたとされる、直径17kmのクレーター。
・黒い帯状の模様が入っているが、これを別の衝突時のクレーターの跡だと考えて、複数のクレーターが重なってできているものだと見ている人もいる。
⑤ゴッシズ・ブラフ(オーストラリア)
・約1億4200万年前、巨大な小惑星か隕石が秒速40kmでオーストラリアの中央近くに衝突してできたクレーター。
・2万2000メガトンのTNT火薬と同等のエネルギーを放出したといわれている。
・以前は直径は24kmほどあったそうだが、現在はかなり侵食されている。
⑥ミスタスティン湖(カナダ)
・3800万年前の隕石衝突によってできた直径28kmの巨大な穴が水で満たされてできた湖。
⑦クリアウォーター湖(カナダ)
・約2億9000万年前、ハドソン湾東海岸の近くに2つの小惑星が衝突してできたペアのクレーター湖。
・大きい方の西クリアウォーター湖は直径32km、小さい方の東クリアウォーター湖は直径22km。
⑧カラクリ湖(タジキスタン)
・標高3900mにあり、直径は約25km、外周45kmである。
・ごく最近に衛星写真によって発見された。
⑨マニクアガン・クレーター(カナダ)
・約2億1200万年前、直径5kmの小惑星が地球に衝突して直径100kmの大きなクレーターを形成した。
⑩The Door to Hell(トルクメニスタン) ⇐クレーター?
⇑YouTube: Flaming Crater, Darvaza Turkmenistan 1/6 - Phillips Connor
・1971年、地質学者が採掘中に偶然、地下空洞が天然ガスで満たされているのを発見。
しかし、直径が約50メートルから100メートルの大穴となって崩壊した。
このままにすると有害ガスが漏れ出てしまうので、火をつけてガスを燃やすことにしたそうだ。
以上、地球上のクレーターでした。
From:http://gigazine.net/news/20080724_major_impact_craters/
http://gigazine.net/news/35the_door_to_hell/
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