2014年7月7日月曜日

地球にできたクレーターの数々



地球上には、大昔に隕石が衝突してできたクレーターが多く存在します。

意外と意識しない人が多いと思います。

そこで、ちょっとですが、様々な地球上のクレーターを紹介します。

ちょっとした自然の神秘も感じ取れると思います!


バリンジャー・クレーター(アリゾナ州、アメリカ)
 
約4万9千年前に約30万トンのニッケルや鉄の塊が地球に衝突し形成されたもの。
・1902年に発見され、名前は地質学者のダニエル・バリンジャー氏にちなんでいる。
・衝突時の衝撃は2000万トンのTNT火薬と同じ威力といわれている。


ボスムトゥイ湖(ガーナ)

約130万年前の隕石の衝突で直径10.5kmの巨大な穴ができて、そこがじわじわと水で満たされて現在のような湖になった。


ディープ・ベイ(サスカチュワン州、カナダ)
 
約1億年前に巨大な隕石の衝突により形成されたもので、直径は13kmほどある。
・形はきれいな円を描いていて、非常に浅い湖である。
 
 
アオルンガ(チャド)
 
2億~3億年前に直径約1.6kmの隕石が地球に衝突したときにできたとされる、直径17kmのクレーター。
・黒い帯状の模様が入っているが、これを別の衝突時のクレーターの跡だと考えて、複数のクレーターが重なってできているものだと見ている人もいる。
 
 
ゴッシズ・ブラフ(オーストラリア)
 
約1億4200万年前、巨大な小惑星か隕石が秒速40kmでオーストラリアの中央近くに衝突してできたクレーター。
・2万2000メガトンのTNT火薬と同等のエネルギーを放出したといわれている。
・以前は直径は24kmほどあったそうだが、現在はかなり侵食されている。
 
 
ミスタスティン湖(カナダ)
 
3800万年前の隕石衝突によってできた直径28kmの巨大な穴が水で満たされてできた湖。
 
 
クリアウォーター湖(カナダ)
 
約2億9000万年前、ハドソン湾東海岸の近くに2つの小惑星が衝突してできたペアのクレーター湖。
・大きい方の西クリアウォーター湖は直径32km、小さい方の東クリアウォーター湖は直径22km。
 
 
カラクリ湖(タジキスタン)
 
約500万年前に小惑星の衝突により形成された。
・標高3900mにあり、直径は約25km、外周45kmである。
・ごく最近に衛星写真によって発見された。


マニクアガン・クレーター(カナダ)
 
約2億1200万年前、直径5kmの小惑星が地球に衝突して直径100kmの大きなクレーターを形成した。
 
 
The Door to Hell(トルクメニスタン) ⇐クレーター?
 
 
 
  ⇑YouTube: Flaming Crater, Darvaza Turkmenistan 1/6 - Phillips Connor

・1971年、地質学者が採掘中に偶然、地下空洞が天然ガスで満たされているのを発見。
しかし、直径が約50メートルから100メートルの大穴となって崩壊した。
このままにすると有害ガスが漏れ出てしまうので、火をつけてガスを燃やすことにしたそうだ。


以上、地球上のクレーターでした。

From:http://gigazine.net/news/20080724_major_impact_craters/
         http://gigazine.net/news/35the_door_to_hell/

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